『愛子(あやし)ラーメン街道特集⑪』 麺屋 しゃも「味玉らーめん」800円

2014051101

今回の特集は青葉区山手町にある隠れた名店「麺屋しゃも」から、旨味が濃縮された清湯系の「味玉らーめん」をご紹介します。

現店主が数多くのラーメン店で修業を積み、一心不乱に研究を重ねて完成させたのが「味玉らーめん」。
鶏、豚、魚介、乾物に野菜などの豊富な素材から取ったダシに、香り高い生醤油が加わったスープが舌に沁み渡ります。

麺は複数の小麦がブレンドされた細めのストレート麺。
若干固めに茹で上げられた麺は、細麺ながらモチモチの触感がスープに負けない存在感を主張。
濃い目のスープとの共演は歯触りと喉越し、それに絡み具合も申し分ありません。

スープは素材にこだわり抜き、試行錯誤を繰り返しながら店主が辿り着いた黄金比で配分された自慢の逸品。鯖節に鰹節、真鰯や飛魚といった魚類に、昆布や椎茸といった乾物、背ガラや拳骨のほか玉ネギなどの野菜類も含めた約30種にも及ぶ品目を、逆浸透膜浄水システムにより不純物をほぼ100%取り除き、且つミネラルを加えた水で煮出し、ダシが作られています。

また、ダシに加えられる生醤油は、カビの発生や劣化を防ぐための防腐剤といった余計なものが含まれず、熱処理が施されていません。そのためスープに複雑な素材が多様に含まれていますが、醤油の抜群な旨味と香りが全体を綺麗に纏め上げていました。

材料のバランス、繊細な火加減、4つのコシ網を使って行うダシ取りなどの丁寧な仕事ぶりが、透き通るほど洗練されたスープを生み出しています。厚目の自家製バラ肉チャーシューも好評で、これの虜になったお客がチャーシュー目当てに訪れることもあるとか。

内装は喫茶店風にカウンター席のみですが、オープンキッチンで広めに座席スペースが確保された開放的な造りです。店舗の場所は仙台市青葉区荒巻本沢二丁目にある「ヨークベニマル新荒巻店」から徒歩3分。通りから入った住宅街にあるので、やや見付け辛いかもしれません。
しかし、店主が情熱を注ぎ込んで作られたラーメンは足を運んでまで食す価値ある一杯です。
「麺が食い隊」石井でした!(^^)!

■麺屋しゃも
・「味玉らーめん」800円
営業時間:11時~20時※火曜のみ15時まで
定休日:水曜
TEL:090-9038-3402
住所:仙台市青葉区山手町26-1