仙台市青葉区新川地区に残る源義経にまつわる伝説

2013092902

<作並・定義情報>
新川地区に残る源義経(みなもとのよしつね)にまつわる伝説。
仙台市青葉区新川地区の田舎道、その道路縁に「ほととぎす塚遺跡」はあります。

遺跡からは縄文時代の石器などが発掘され、立ち並ぶ石碑群の中にはくり抜かれた石室に納められた仏像があり、地域住民に「ホトトギス塚」と称されています。

伝説によると、
『平家を壇ノ浦で下した源義経は、兄・頼朝に追われる身となり、奥州平泉の藤原氏の元へ向かう道中この地を通った。その時義経の妻は身重であり、既にこの地に暮らしていた旧敵である平家の武将・平貞能(たいらのさだよし:現在の”定義如来”開祖とも呼ばれている)に頼み込み、一夜の宿を借りている。
しかし、不運にも産後の肥立ち悪く妻子は黄泉の国へと旅立ち、義経は嘆き悲しみながらこの地に妻子を葬り、奥州へと落ちていった。』

以来、新川地区では出産の宿を借りたことをウグイスなどに托卵する「杜鵑(ホトトギス)」に準えて、妻子が眠る塚を「ホトトギス塚」と呼ぶようになったそうです。

調べなければ素通りしてしまうような小さな石碑ひとつにも、数々のドラマが秘められていることを知った「伊達に会い隊」石井でした。

■ほととぎす塚遺跡
住所:仙台市青葉区新川初小屋辺り
行き方:「ニッカウヰスキー仙台工場 宮城峡蒸溜所」脇よりJR仙山線「八ツ森駅(休止駅)」方面に向かって初小屋地域入口の道路右肩